革が濡れたとき

2024.05.05

雨の日の革製品は心配…【お手入れ方法】

天気が悪い日に革製品を持ち出すとどうしても雨や湿気が気になりますよね？

濡れたり湿った状態を放置すると、革製品には様々な影響が及びます。

革がヨレヨレになったり型崩れしたりすることもありますし、最悪の場合、表面にヒビ割れが生じることも。

まずは、布やキッチンペーパーで優しく水分を吸い取ります。素早い対処が肝心なので、布などがなければティッシュでも構わないので素早く水分を拭き取ってください。

近くにあれば、車の洗車後に水を拭き取るあの布も強力でおすすめです！

※拭き取るときはゴシゴシと擦ると革を痛める可能性があるので注意です。

拭き取り後は中に新聞紙などを丸めて入れて水分をしっかり吸収させ、陰干ししましょう。直射日光に当てるのではなく、湿気が抜けるまで風通しのよい日陰で陰干しすることが重要なポイントです。

雨で濡れた革製品を早く乾かしたいと思うかもしれませんが、ドライヤーや電子レンジなどの熱を使うのは避けてください。熱によって革が硬くなりヒビ割れが生じてしまい、さらに状態が悪化することも。

革は熱に弱いので急速に熱で乾かすことによって革の繊維が縮こまってしまうことが原因なんです。

水分がしっかりと抜けた革は同時に油分も少なくなっています。陰干しで乾燥した後には革製品用のクリームをやさしく塗ってあげてくだい。

定期的な保湿も大切で革製品を長く愛用するためには、定期的なお手入れも気にかけてくださいね。商品や使用頻度にもよりますが、１ヶ月に１度ぐらい保湿クリームを塗ることをおすすめします。　　

雨の日でも革製品を使いたい・使わなければならない方も多いと思います。

濡れてしまってもすぐに使えなくなるわけではなく、しっかりと対処を行えば長く使えるのも革の良いところ。

これから梅雨〜台風の季節になっていきますが、お気に入りの革製品を少しでも長く使えるよう、少しでもこのブログが参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます！

Makuake クラウドファンディング挑戦中です！

❖ WR Leather Craft ❖