夏の革製品
夏の革製品ケア
7月スタートです!夏が訪れると私たちのライフスタイルに様々な変化が訪れます。気温が上がり、湿度も高くなるこの季節、革製品の取り扱いには特別な注意が必要です。
夏場の高温多湿は、革製品にとって大敵です。湿度が高いとカビが発生しやすくなり、強い日差しは革を乾燥させてしまいます。適切なケアを怠ると、大切なアイテムが傷んでしまうことも。
今回は夏と革製品に関して書いていきたいと思います。
夏に気をつけるべきポイント
湿気対策
夏は湿度が高く、革製品にカビが発生しやすい季節です。使用後は乾いた布で軽く拭き、風通しの良い場所で陰干ししてみてください。特に雨に濡れた場合や、汗をかいた後はすぐに拭き取ったほうが良いですね。
日差し対策
強い日差しも革製品には大敵だそうです。なるべく直射日光を避けて使用してください。私は使用したことはありませんが、中には紫外線カットスプレーを使って革を保護する人もいるみたいですよ。
汗対策
汗がついたらすぐに拭き取り、使用後には革用の保湿クリームを使用して保護します。汗による色移りを防ぐためにも、適度にケアを行ってください。
保管方法とお手入れ
保管方法
鞄や革靴の使用後は形を保つため新聞紙などの詰め物を入れ、風通しの良い場所に保管します。高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所が理想です。保管時には防湿剤や除湿剤を利用するのも効果的ですね。
お手入れ方法
革用クリームは少量を薄く塗り広げることで、革の保湿を保ちつつ、べたつきを防ぎます。夏は特に乾燥しやすいので、定期的なオイルケアも重要です。
1. 必要な道具を揃える
- 革用クリーム
- 柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
- ブラシ(ホコリ取り用)
- 乾いた布やタオル
2. 革製品の汚れを落とす
革製品に付いたホコリや汚れをブラシで優しく取り除きます。その後、乾いたタオルや少し湿らせた布で表面を軽く拭き、残った汚れを取り除きます。
3. クリームを塗る準備をする
革が乾いたことを確認します。湿っている状態でクリームを塗ると、ムラができる可能性があるため注意が必要です。
4. クリームを薄く塗る
- 柔らかい布に少量の革用クリームを取り、革製品の表面に薄く均等に塗り広げます。クリームの量は少しずつ取り、必要に応じて追加するようにしましょう。大量に塗るとべたつきの原因になります。
- クリームを塗り終えたら、別の乾いた柔らかい布で軽く磨きます。これにより、革にクリームが均等に浸透し、余分なクリームが取り除かれます。
5. 乾燥させる
クリームを塗った後は、革製品を風通しの良い日陰で乾燥させます。直射日光や高温多湿の場所を避け、自然乾燥させることが大切です。ドライヤーなどで急速に乾燥させると表面にヒビがはいったり革が縮んでしまうこともあるので気をつけてください。
このような手順でお手入れをすることによって、大切な革製品を長く美しい状態で保つことができます。ぜひ、日々のケアに取り入れてみてください!
最後まで読んでいただきありがとう御座いました。
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