”タンナー”をご存知ですか?
皮革製品に関わる方なら間違いなくご存知の「タンナー」という言葉、皆さんご存知でしょうか?
先日、友人との何気ない話の中でこの言葉を使ったときに「タンナーって何!?」と、聞かれてハッとした瞬間がありました。
そんなことがあったので、既にご存知の方も多いかもしれませんが、「タンナー」をゆる〜くご紹介します!
タンナーとは? – 鞣し革を作り出す職人たち
「タンナー」とは、動物の皮を鞣(なめ)して鞣し革にする製革業者のことを指します。
鞣し革は、さまざまな製品に使用される重要な素材であり、その製造過程においてタンナーの技術が大きな役割を果たし、日本でも伝統と現代技術を融合させた高品質な革が作られており、その技術が世界中で評価されています。
日本のタンナーの技術
日本のタンナーは、長年の経験と独自の技術で知られていて、例えば、姫路の革は世界的に有名で、その仕上がりは非常に柔らかく、耐久性に優れているといわれます。日本のタンナーたちは、革の質感や風合いにこだわり、厳しい基準を持って製造を行っているようですね。
環境に配慮したタンナーの取り組み
近年、皮革業界でも環境への配慮が重要視されており、タンナーもその対応を進められているようです。
従来の化学薬品を使用した鞣し方法に代わり、植物タンニン鞣しやリサイクル可能な資源を使用した鞣し方法が注目されています。こうした環境に優しい技法が広がることで、よりサステナブルな製品作りが可能となり、革製品がこれからも身近なアイテムとして長く使われていくことに繋がるかと思います。
「タンナー」は、革製品の原点ともいえる大事な役割を果たす職人さんたちで、伝統的な技術と現代の手法を掛け合わせて、品質の高い革を作り出してくれています。日本のタンナーが作る革は、柔らかさや耐久性において非常に高い評価を受けており、その技術は世界中で大注目。
また、環境への配慮が進む中で、持続可能な製革方法も広がっていてm植物タンニンを使った鞣しやリサイクル素材の利用など、エコな選択肢が増えているのも、今後の革業界にとっては大きなポイントになると思います。
かなりかいつまんだご紹介となりましたが、「タンナー」のご紹介でした!
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