イタリアンレザーって?調べてみた
響きだけで高級感漂う「イタリアンレザー」
現時点でWRでは使用しておりませんが、勉強のためにも色々と調べてみたので備忘録も兼ねてブログを書きます!
イタリアンレザーとは?
イタリアンレザーは、イタリアで生産された革のことを指し、この革は世界的に有名でイタリアの伝統的な革製造業と高度な技術が融合して生み出されています。
ちなみに、イタリア産の革を使うわけではなく、イタリアで加工される革がイタリアンレザーと呼ばれるようです。
イタリアンレザーといえばヌメ革
イタリアンレザーの主要な原材料は牛革で、ヨーロッパの広大な土地で自由に育った牛は、傷が少なく美しい表情を持つ高品質な革の原材料となります。
イタリアンレザーは植物性タンニンで鞣されたヌメ革が基本で、使用されるタンニンはイタリア国内で育つミモザやチェスナットなどの植物から抽出されているようです。
特に地中海沿岸地域に見られるテラロッサと呼ばれる土壌は果樹の栽培に適しており、この土地で育った植物から得られるタンニンは世界でも最高品質とされています。
このような上質なタンニンで鞣されたイタリアンレザーは非常に柔らかくしなやかで、経年変化により美しい色艶が楽しめるようですよ。
特徴
その独特の風合いと経年変化の美しさが特徴とされています。初めての人でも使いやすい本革であり、色合いが美しく、使うほどに味わい深くなることで愛着が湧いてくるようですね。
世界三大レザーの1つ
「世界三大レザー」という称号は日本で特に広く認知されていて、
- イタリアンレザー(ヌメ革)
- コードバン(馬革)
- ブライドルレザー(牛革)
上記があげられ、イタリアで作られる革はその品質の高さから、他の二大レザーと並ぶ、世界三大レザーの1つに数えられています。
生産量はそれほどでもない?
イタリアンレザーは前述のとおり、品質において世界的に重要な地位を占めていますが、生産量自体では必ずしも世界トップというわけではありません。主な生産国として知られているのは、中国、インド、ブラジル、アメリカなどで、これらの国々が総生産量において上位を占めているので、世界三大=生産量ではないようですね。
一方でラグジュアリーブランドや高級製品に広く使用されるイメージも強く、”量より質”と言ったところでしょうか?
歴史を簡単に
イタリアンレザーに特有の植物タンニン(ベジタブルタンニン)なめし製法は古い歴史を持ち、紀元前8世紀ごろにヨーロッパに伝わったとされています。その後、14世紀にはフィレンツェを中心に、現代のイタリアンレザーの原型となる技術が確立されたようですね。
人気の理由
イタリアンレザーが有名かつ人気な理由をざっくりとまとめると。。
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高品質な素材: イタリアンレザーの原皮はヨーロッパの広大な土地で育つ牛から採られ、傷が少なく、美しい表情が特徴。この高品質な素材がイタリアンレザーの基盤を支えてる 。
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伝統的な製法: イタリアでは古くから伝わるなめし技術が用いられてる。この方法は化学物質を使用せず、ミモザやチェスナットなどの植物から抽出したタンニンを使うため、環境にも優しく、革本来の柔らかさやしなやかさを引き出している 。
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経年変化の美しさ: イタリアンレザーは使用するにつれて色や艶が変化し、独自の風合いを増していく。この経年変化は、使用者に愛着を持たせる要素となっている 。
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熟練した職人技: イタリアンレザーは、熟練した職人たちの手によって丁寧に加工されていて、この伝統的な職人技が、製品の品質と耐久性を引き立たせている。
これらとその他の要素が組み合わさることで、イタリアンレザーは世界中で高く評価され、多くの人々に愛されているようですね。
まとめ
少し調べただけでも歴史と奥が深そうなイタリアンレザー。まだまだ知らないことが山積みですが少しだけ知識が増えた気がします!
他の国や他の革についてももっと勉強してご紹介できればと思っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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