WR Leather Craft WRでは、革素材の良さを生かしたシンプルなデザインと、ずっと使っていたいと思えるような使い心地を第一に、ここにしかない特別な革商品を、皆様にお届けしています。小さいだけじゃない機能性にこだわった「ミニウォレット」、スマートに使えるような設計にこだわった「ボディバッグ」など、オリジナルのレザークラフトを是非ご覧ください。

革はサスティナブル??

「サスティナブル」という言葉をご存知ですか?
近年、耳にすることが増えてきましたね。この言葉は「持続可能な」という意味で、環境を守りつつ、社会的にも経済的にもバランスの取れた未来を目指す考え方を指すといわれます。

 

 

近年の動向

  1. 環境保護

    • 気候変動対策:地球温暖化を抑えるため、世界中で温室効果ガスの削減が進められています。例えば、パリ協定がその代表とのことです。
    • 再生可能エネルギー:太陽光や風力など、環境に優しいエネルギーへの切り替えが進んでいます。
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  2. 社会的責任

    • フェアトレード:生産者に公平な賃金と働きやすい環境を提供する取り組みが注目されています。
    • ジェンダー平等:すべての人が公平に扱われる社会を目指す動きが広がっています。
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  3. 経済の持続可能性

    • 循環型経済:製品をリサイクルや再利用することで、廃棄物を減らす取り組みが進んでいます。
    • エシカル消費:環境や社会に配慮した製品やサービスを選ぶ消費者が増えています。

日本での動き

日本でも、プラスチック削減やリサイクル、再生可能エネルギーの利用拡大など、サスティナブルな取り組みが進んでいます。

革もサスティナブル??

革製品は、動物の命を無駄にすることなく作られています

革は、食肉用の動物からお肉をいただく際に生じる皮を再利用して作られるため、革製品のためだけに動物を犠牲にすることはありません。わたしたちが食肉を消費し続ける限り、その副産物としての皮も出続けます。これを革製品に活用することで、廃棄物を減らし、資源を無駄にしない取り組みが行われてきました。

これは、昔から続くエコで持続可能な方法なのです。

 

脱炭素社会に貢献?

革製品の使用をやめると、逆にCO2排出が増える可能性もあるとも言われます。 革製品の使用をやめても、動物からお肉をいただく際に皮は依然として発生します。

例えば、日本では毎年約100万頭分の牛の皮が生まれます(2021年データ)。これを活用しないと、ハンドバッグにして769万個、革靴にして2,500万足分の皮が無駄に廃棄・焼却され、多量のCO2が排出されます。

日本の施設や土地は限られており、これ以上の焼却や埋め立ては困難だそうなんです。。

 

さらに、革製品を別の素材で作る場合、その過程でさらにCO2が排出される可能性があるとのこと。皮を革製品に活用することは、脱炭素に貢献するエコでサステナブルなサイクルを形成しているようですね。

 

革製品の使用をやめたとしても

アニマルウェルフェアやアニマルライツには直接結びつかなそうです。

前述のとおり革製品は、食肉用の動物からお肉をいただく際に生じる皮を再利用して作られています。

そのため、私たちが肉を消費し続ける限り、皮は出続けます。なので革製品の使用をやめても、動物福祉や動物の権利に貢献するという考えには矛盾が生じてしまうのです。

 

私たちがお肉を消費し続ける限り、発生する皮を無駄なく革製品として活用することは、昔から続くエコで持続可能な取り組みです。しかし近年では、アニマルウェルフェアやアニマルライツに配慮し、適切に飼育された動物のお肉や革を選び、使用することが重要視されるようになっています。

 

革製品は丈夫で長持ちで地球にもやさしい素材

見た目が良くても安価で短命な製品を頻繁に買い替えると、その製造と廃棄の過程で地球環境に大きな負荷がかかります。

しかし、革製品はその耐久性と長寿命により、長期間使用できます。これにより、環境への影響を最小限に抑えることができます。

長い目で見ると、革は地球にやさしく、とてもエコな素材なのです。

 

革は世界最古のアップサイクル素材

人類と革の歴史は非常に古く、昔から動物からお肉をいただき、皮や骨などを余すことなくアップサイクルしてきました。
この伝統は現在でも続いており、動物を育てて、お肉をいただき、その副産物である皮を活用し、革製品を作るという循環が成り立っています。
 
革製品の使用をやめると、肉の消費が続く限り大量の皮が発生し、それを焼却や埋め立てることで新たな環境問題を引き起こす可能性があります。革や革製品を使うことは、サスティナブルな社会に貢献しているということにも繋がるという考えの方も多いです。
 
ーいただいた命を余すことなく、感謝しながら利用するー
身近な革製品を少しでも長く大切に使っていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとう御座いました。
 
参考・引用:実は、革ってサスティナブル。
一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)
https://tla.jlia.or.jp/

一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)さんのページで更に詳しく説明していただいているのでぜひご覧ください!

 

 

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